国民年金、納付45年へ延長検討 受給水準の低下食い止め
・・だそうです。
2025年だと、私はまだ53歳だなあ。
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政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から延長し、65歳までの45年間とする検討に入った。自営業者や、60歳以降は働かない元会社員らは負担が増す。企業の雇用延長などで65歳まで働く人は現在も保険料を払っており負担は変わらない。今後の高齢者急増と、社会保障制度の支え手である現役世代の減少を受け、受給水準の低下を少しでも食い止めるため財源を補うのが狙い。関係者への取材で15日、分かった。 75歳以上の医療、幅広く負担増 政府、保険料引き上げ検討
社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)が月内に議論に着手。政府は2024年に結論を出し、25年の通常国会に改正法案提出を目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bf002bbe4bfd15b047b67cc024da54dfd0f0df7
50歳から見た「未来人材ビジョン」
三連休の中日。
昨日は犬の散歩をたっぷりし、今日はゆっくり朝寝をしました。
また、昨日から今朝にかけて、お金のシミュレーションを少しずつやっています。
「公的年金」について、先日問い合わせをした基礎年金番号が郵送で届いていたので、支給額を簡易シミュレーションしてみました。確認ができて安心しました。あとは年金制度が崩壊しないことを祈るのみ。
「企業年金」については、確定拠出年金の運用利回りがいまいちなことが分かったので(現状は通期で1.86%、直近一年で-0.50%。理想は4.0%・・!)、これから見直しを始していこうと思います。いままでまったく何も考えずにやっていたので、自分なりに運用ができるようになりたいです。
「退職金」についても確認したのですが、私の場合は58歳以上でMAX金額になり(ただし諸条件あり)、いま50歳で辞めたら約350万円のDownに。55歳で辞めた場合は約180万Downなのですが、社外転身支援金が退職金並みにもらえるとのこと。ただし、社外転身支援金の対象になると、会社との業務委託契約を結ぶことができなくなるとのことでした。これ意外と大事かも。
これらを踏まえて、仮に「70歳まで働いて、80歳まで生きる(あとはおまけ)」としたときに、何歳まで会社で働くのがベストなのか?を考えてみました。
まず考えられるのは、①~④の選択肢。
①53歳で会社を辞めて独立
・70歳まで17年ある。ただし退職金は約350万Down。
②55歳で会社を辞めて独立
・70歳まで15年ある。退職金は180万Downするが、支援金が退職金並みに出る。ただし、会社と業務委託契約を結ぶことはできない。
③60歳の定年まで勤め上げて独立
・70歳まで10年。退職金は満額出る。
④65歳の定年再雇用まで会社に務めて独立
・60~65歳の5年を契約社員(年収Down)として働く。退職金は満額出る。70歳まであと5年。
次に考えたのは、2025年(私は53歳)の時に義務化される「企業の65歳定年制」について。まだ現時点ではそうなっていませんが、③の選択肢を無くし、④を65歳の定年まで勤め上げて独立、に変更してみました。
①53歳で会社を辞めて独立
・70歳まで17年ある。ただし退職金は約350万Down。
②55歳で会社を辞めて独立
・70歳まで15年ある。退職金は180万Downするが、支援金が退職金並みに出る。ただし、会社と業務委託契約を結ぶことはできない。
④65歳の定年まで会社に務めて独立
・70歳まであと5年。退職金は満額出る。
こう考えていくと、④が意外と良いように思えてきます。
当初は漠然と、②の55歳で社外転身支援制度を活用して早期退職、が良いと思っていました。ただ、会社との業務委託契約が禁止されているので人脈を活かすことができず、独立したときにどうやって仕事をつくるのかが見えない状態で飛びつくのは早計かもしれません。
④は、正社員として65歳まで働くことができるので収入の面では非常に安定する。課題は、自分のやりがいがある仕事ができるのかどうか。会社の中で与えられる仕事がどんなものなのか、というところにあるのかもしれません。
やりがいのある仕事を自ら作っていくという意味で、①は引き続き考えていきたい選択肢です。仮に53歳としていますが、社外転身支援制度を活用せずに55歳で退職でもいい。いずれにせよ、70歳まで働くとしてその働き方を考えて、適切なタイミングで決断する、ということだと思っています。
最後に、「副業」が解禁されると、これはこれで非常に有力な選択肢になると感じました。本業で安定した収入をキープしつつ、副業で自らがやりたい仕事を作る。
いずれにしても、「自分でプロアクティブに仕事のことを考える」「自分で選べる選択肢を幅広く持つ」「環境の変化を見極めて決断する」ということが、すごく重要なことなのだと感じています。
ということで、今日はここまで。
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最後になってしまいましたが、タイトルにもある「未来人材ビジョン」から、3つのスライドを抜粋します。
「未来人材ビジョン」は、2022年5月に経済産業省が発表したもので、ここまで考えてくる上での参考にしていました。
もう50歳の私ですが、自分から見た時に、心にとめておきたいポイントをピックアップしています。
ではまた。
◎2020年(私は48歳)から2050年(78歳)にかけて、日本の生産年齢は約7400万人から約5300万人へと減少する。
◎企業と個人の未来像として「企業は、動的な人材ポートフォリオが求められる」「個人は、時間や場所に囚われない働き方になる」が挙げられている。
◎企業と個人の関係性について、「メンバーの出入りがあるオープンな関係」「選び、選ばれる関係」へと変化していくべきと謳われている。
定年ひとり起業の心得
こんにちは。らいおんです。
おぼろげながら、今やりたいと思っていることは「定年ひとり起業」です。
会社勤めをそろそろ卒業したい!と思っているのですが、辞めたとするとどうやって生きていくのかを考えなくてはいけません。
いろいろ本などを読みましたが、私はいまのところ、このやり方/考え方がしっくり来ています。
①50〜60代で起業する。
②2人以上でやらない。1人でやる。(もしくは奥さんとやる)
③年金を確保した上で、月5万から10万を稼ぐ。
④投資をしない。モノを買わない。人を雇わない。
⑤これまでに得た知識や人脈、貯蓄を活用する。
(大杉潤さん「定年ひとり起業」より)
また、他で調べたところ、あまり費用がかからない起業の一例として、ブログで稼ごうとする場合、初期費用は10万ほどとのこと。
・PC1台 3.0万円(ChromeBook)
・書籍1冊 0.2万円
・通信料1年 3.6万円(楽天アンリミット)
・サーバー1年 1.6万円(エックスサーバー)
・有料ワードプレス 1.5万円
ブログの場合の収入源は、アドセンスやアフィリエイトになるが、自分がこれまでに得た知識や人脈を活用するなら、収入源をどこに求めるのが良いのだろうか??
まず考えられるのは、いまの自分の会社。人手が足りないのは明白なので、業務委託で仕事を得るのがひとつ目の選択肢だと思います。
ふたつ目に考えられるのは、グループ会社。ナレッジの橋渡しになることも含めて、バリューの発揮はしやすいかもしれません。(実際のところ、本当に求められることなのかどうかは分かりませんが。。機会があれば率直に聞いてみようかなと思っています。)
みっつ目に考えられるのは、その他の人脈のツテ。ただしこれは、「自分のどんな知識を活用するのか?」によって、「どの人脈が活用できそうか?」が決まってくるのかなと思います。
これまでやってきた人材育成の仕事や、その中でも注力をしてきた事業開発というテーマを中心に、提供価値を考えていくのがいいのだろうな、と思っています。
「こんなことができます」と伝えたときに、相手に喜んでもらえるなら良いのですが、苦笑いや愛想笑いをされる可能性も大いにあるので。。
こうやって収入源のことを考えると、改めていまの自分の周囲の人たちとの関係性が大事、ということを感じます。
できれば起業などリスクを取ることなく、副業で収入を増やすことができればいいのですが。。
もし、「定年ひとり起業」をするとしても、私の場合は、55歳の時点がよいかなと考えているので、まだしばらく時間はあります。
しばらくの間、自分は何を提供できるのか?それにお金を払ってくれる人はいるのか?ということを考え続けようと思っています。
では、今日はこのへんで。
隠れ週休3日制
こんにちは。らいおんです。
今日は水曜日。
遊んでいるわけではないのですが、打ち合わせを一切入れない「隠れOFFの日」です。
会社に出社はせず、自宅近くの公園脇のカフェで、テレワーク用のPCを使って作業をしています。
一緒に働く社内のメンバーに対して、スケジューラーをオープンにしているのですが、気づけば打ち合わせが入ってきてしまうし、むしろ自分でもスケジュールを埋めようとしてしまいます。
そうすると、どんどん細かいタスクが増えていき、さばくので手一杯になり、むしろしっかり考えなくてはいけないことがおろそかになってしまうことに気づいたので、落ち着いて考えることのできる日を、週に1日は設定したい、と考えたのです。
体調を崩し、仕事ができなくなったことをきっかけに、しばらく「打ち合わせに出ない」ということが続きました。この経験のおかげで、「打ち合わせがずっと続く」という状態が、実は非効率なことに気づきました。むしろ、打ち合わせを詰め込みすぎないことで、落ち着いて考えることができる。頭の整理をしたうえでアクションをとることができて、実は効率が上がってきているように感じます。
実は、自分の中に、「打ち合わせがないと不安」という気持ちはあります。その不安な気持ちに耐えることが必要で、それが、より効率的で効果的な働き方につながると考え、隠れ週休3日制にしばらく取り組んでみようと思っています。
一緒に働いている周囲の人にはまだ内緒にしています。笑
このやり方がいいように思うのですが、周りからは「自分だけズルい」と言われそうな気がしてならないので、周囲には言わずに、とりあえず実践してみようと思います。
もしこのやり方がうまくいくようであれば、徐々にカミングアウトしようと思います。
秋晴れの公園は、とても気持ちがいい。
オフィスにこもっていては、季節の移り変わりにも気づけない。
今日は、秋の空気を満喫しながら、ゆったりしたペースを保つことで、しっかりと頭を働かせようと思います。
ブログをはじめます。
こんにちは。らいおんです。
台風一過のシルバーウィーク最終日、ブログをはじめます。
この2か月、「働く」ということについて、真剣に考えました。
きっかけは2か月前の7月末、仕事を終えて帰宅する途中、突然強いめまいに襲われたことです。
以降3週間は急遽自宅療養し、その後はテレワークを中心に徐々に業務復帰をしています。
7月は、私の50歳の誕生月でした。
自分の体力を過信して、土曜も深夜も構わず働いていたのがよくなかったかもしれません。
安易にストレスの強い仕事を引き受けて、無理をしてしまっていいたのかもしれません。
いずれにせよ、この突然の自宅療養は、自分自身を顧みるいい機会になりました。
自分をないがしろにしていては、他の人と接する上で気持ちの余裕が持てません。
今回、自分自身について、①健康のこと、②お金のこと、③仕事のこと、を考えました。
その考えた3つのことについて、このブログに記録していきます。
今後、実践をしたり軌道修正をしたりするその過程も、このブログに書き残していきたいと考えています。
もし、誰かがこのブログに目を留めてくれて、参考になることがあればうれしい限りです。
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①健康のこと
自分は自宅療養になったけれども、仕事は日々動いていく。
体調を崩した直後は、仕掛かりのものが気になって気になって仕方がなく、日中も夜中も週末もついついメールチェックをしては、返信をしていました。
ただ2週間も経つと、自分が不在でも、周囲のメンバーがフォローしあって動いてくれて、何とかなるということが見えてきました。
健康のことを考えて取ったアクションは2つ。
1つ目は、毎日の睡眠時間を7~8時間確保する、ということ。
2つ目は、平日18時以降や土日はメールを見ない、ということ。
運動することや食生活の改善も考えたけれど、まずやるべきは睡眠時間の確保。
そのためにも、仕事終わりの時間を決めて、切り替えるということをやりました。
運動習慣も作りたいけど、まずはここから。欲張らずに小さく始めて続けることが大事だと考えました。
自分の睡眠時間をきちんと把握するために、スマートウォッチを買おうかと考えましたが、以前、会社でもらってしばらく使っていなかったシャオミのスマートバンドがあることを思い出し、1年ぶりに使い始めました。
勝手に睡眠時間を計測してくれて、深い眠りと浅い眠りを判別してくれて、睡眠スコアを出してくれます。
約3,000円、これで充分です。
②お金のこと
この1か月、以前から気になっていたけど全くできていなかったマネープランを作成しました。
マネープランは、バランスシート(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー(CF)といった作り方があるそうなのですが、まずはキャッシュフローをつくりました。
キャッシュフローを作るうえでまず考えるべきは、何歳まで働いて、何歳まで生きるか、ということ。
もちろん、実際どうなるかはわからないので、仮に、60歳で定年退職し、健康寿命の平均である70歳まで働いて(正確には平均72.68歳/2019年時点)、平均寿命である80歳まで生きる(正確には81.41歳/2019年時点)としました。
実際のところ、私の父親は現在80歳でまだまだ元気なので、この仮定に少し違和感はあるのですが、まずはざっくりと把握することが重要だと考えました。
そのうえで、以前から気になっていてよく理解できていなかった年金について考えました。今回、私が理解したのは、主に以下のようなことです。
私が受け取る年金には「公的年金」と「企業年金」の大きく2つがあるということ。
「公的年金」は、国民年金と厚生年金保険の2種類があるということ。
「企業年金」は、自分の会社では確定拠出年金制度で積み立てられているということ。
ありがたいことに、それなりの金額が年金として受け取ることができ、倹約して過ごせば心配することはなさそうだと確認できたので、安心をしました。
私の場合、貯蓄はないものの、住宅ローンがなくて、子どもが来年就職して教育費の支出もなくなるので、シンプルに自分と妻の生活費を考えればよい、というのもラッキーでした。
60歳の定年退職を待たずに、55歳で早期退職する場合、退職金の積み増しがあるという会社の制度があるので、漠然とその選択肢を考えていたこともあったのですが、慌てる必要はないと感じました。
また、定年退職の時期について、2025年4月から65歳までの雇用確保が義務となり、今後さらに70歳までを努力義務とする法改正もなされているとのこと。
キャッシュフローを作成する際に仮定した「70歳まで働く」は、私が70歳を迎える2042年頃には、当たり前のことになっているかもしれません。
③仕事のこと
私の仕事は、企業内における人材育成です。
いわゆる「研修」を企画し、実施します。まれに講師として登壇することもあります。
キャリアコンサルタントとして、社員のキャリア相談を受けるなどもしています。
体調を崩す少し前から、うっすらと会社を辞めて独立することを考えていました。
今回、長期間の自宅療養を機に、自分自身のキャリアについて改めて考えました。
これまでの会社での業務経験を活かして、これからは自分のペースで、より自分らしく仕事をすることができないだろうか、ということを真剣に考えました。
23歳から50歳までの約27年間、会社員として働いてきて、子どもの教育費をほぼ支払い終え、退職金や年金を無事受け取ることができる状態が見えてきました。
その退職金や年金をしっかり確保したうえであれば、働く時間を減らすことができるのではないか。
いままでのように夜中や土日まで働かず、時間に余裕を持ちながら、末長く働くほうが幸せな人生になるのではないか、と考えました。
そうすると、50歳のいま考えるべきなのは、「いかに会社の中で働き続けるか」ではなく、「いかに70歳まで(できれば70歳を超えても)無理なく働き続けるか」、「副業・兼業も見据えつつ、自分の得意領域を活かした仕事の仕方をいかに確立するか」なのではないか。
ありがたいことに、ある程度の老後の資産はある。それを頼りに、生活費の半分くらいを稼げるようにしたい。
これまでの経験を活かした「人材育成コンサルタント」として、コストをかけず、個人事業主として仕事ができるようになりたい、と考えています。
ただ、一足飛びに「コンサルタント」のような立ち位置で仕事はもらえません。
現場実務を行う「プレイヤー」としてや、複数のプレイヤーをたばねて業務推進をする「ディレクター」としての仕事も受注していく必要があります。
こうした仕事の実績を積み上げながら、「人材育成コンサルタント」という理想の状態を目指していきたい、と考えています。
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思いつくままに書き進めてしまいましたが、今日はここまでにしたいと思います。
今後、健康のこと、お金のこと、仕事のこと、それぞれについてさらに深堀りしたり、実践したり、軌道修正したりしていきます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。