ブログをはじめます。

こんにちは。らいおんです。

台風一過のシルバーウィーク最終日、ブログをはじめます。

 

この2か月、「働く」ということについて、真剣に考えました。

きっかけは2か月前の7月末、仕事を終えて帰宅する途中、突然強いめまいに襲われたことです。

以降3週間は急遽自宅療養し、その後はテレワークを中心に徐々に業務復帰をしています。

 

7月は、私の50歳の誕生月でした。

自分の体力を過信して、土曜も深夜も構わず働いていたのがよくなかったかもしれません。

安易にストレスの強い仕事を引き受けて、無理をしてしまっていいたのかもしれません。

 

いずれにせよ、この突然の自宅療養は、自分自身を顧みるいい機会になりました。

自分をないがしろにしていては、他の人と接する上で気持ちの余裕が持てません。

今回、自分自身について、①健康のこと②お金のこと③仕事のこと、を考えました。

 

その考えた3つのことについて、このブログに記録していきます。

今後、実践をしたり軌道修正をしたりするその過程も、このブログに書き残していきたいと考えています。

もし、誰かがこのブログに目を留めてくれて、参考になることがあればうれしい限りです。

 

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①健康のこと

 

自分は自宅療養になったけれども、仕事は日々動いていく。

体調を崩した直後は、仕掛かりのものが気になって気になって仕方がなく、日中も夜中も週末もついついメールチェックをしては、返信をしていました。

ただ2週間も経つと、自分が不在でも、周囲のメンバーがフォローしあって動いてくれて、何とかなるということが見えてきました。

 

健康のことを考えて取ったアクションは2つ。

1つ目は、毎日の睡眠時間を7~8時間確保する、ということ。

2つ目は、平日18時以降や土日はメールを見ない、ということ。

 

運動することや食生活の改善も考えたけれど、まずやるべきは睡眠時間の確保。

そのためにも、仕事終わりの時間を決めて、切り替えるということをやりました。

運動習慣も作りたいけど、まずはここから。欲張らずに小さく始めて続けることが大事だと考えました。

 

自分の睡眠時間をきちんと把握するために、スマートウォッチを買おうかと考えましたが、以前、会社でもらってしばらく使っていなかったシャオミのスマートバンドがあることを思い出し、1年ぶりに使い始めました。

勝手に睡眠時間を計測してくれて、深い眠りと浅い眠りを判別してくれて、睡眠スコアを出してくれます。

約3,000円、これで充分です。

amzn.asia

 

②お金のこと

 

この1か月、以前から気になっていたけど全くできていなかったマネープランを作成しました。

マネープランは、バランスシート(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー(CF)といった作り方があるそうなのですが、まずはキャッシュフローをつくりました。

キャッシュフローを作るうえでまず考えるべきは、何歳まで働いて、何歳まで生きるか、ということ。

 

もちろん、実際どうなるかはわからないので、仮に、60歳で定年退職し、健康寿命の平均である70歳まで働いて(正確には平均72.68歳/2019年時点)、平均寿命である80歳まで生きる(正確には81.41歳/2019年時点)としました。

実際のところ、私の父親は現在80歳でまだまだ元気なので、この仮定に少し違和感はあるのですが、まずはざっくりと把握することが重要だと考えました。

 

そのうえで、以前から気になっていてよく理解できていなかった年金について考えました。今回、私が理解したのは、主に以下のようなことです。

私が受け取る年金には「公的年金」と「企業年金」の大きく2つがあるということ。

公的年金」は、国民年金と厚生年金保険の2種類があるということ。

企業年金」は、自分の会社では確定拠出年金制度で積み立てられているということ。

 

ありがたいことに、それなりの金額が年金として受け取ることができ、倹約して過ごせば心配することはなさそうだと確認できたので、安心をしました。

私の場合、貯蓄はないものの、住宅ローンがなくて、子どもが来年就職して教育費の支出もなくなるので、シンプルに自分と妻の生活費を考えればよい、というのもラッキーでした。

 

60歳の定年退職を待たずに、55歳で早期退職する場合、退職金の積み増しがあるという会社の制度があるので、漠然とその選択肢を考えていたこともあったのですが、慌てる必要はないと感じました。

また、定年退職の時期について、2025年4月から65歳までの雇用確保が義務となり、今後さらに70歳までを努力義務とする法改正もなされているとのこと。

キャッシュフローを作成する際に仮定した「70歳まで働く」は、私が70歳を迎える2042年頃には、当たり前のことになっているかもしれません。

 

③仕事のこと

 

私の仕事は、企業内における人材育成です。

いわゆる「研修」を企画し、実施します。まれに講師として登壇することもあります。

キャリアコンサルタントとして、社員のキャリア相談を受けるなどもしています。

 

体調を崩す少し前から、うっすらと会社を辞めて独立することを考えていました。

今回、長期間の自宅療養を機に、自分自身のキャリアについて改めて考えました。

これまでの会社での業務経験を活かして、これからは自分のペースで、より自分らしく仕事をすることができないだろうか、ということを真剣に考えました。

 

23歳から50歳までの約27年間、会社員として働いてきて、子どもの教育費をほぼ支払い終え、退職金や年金を無事受け取ることができる状態が見えてきました。

その退職金や年金をしっかり確保したうえであれば、働く時間を減らすことができるのではないか。

いままでのように夜中や土日まで働かず、時間に余裕を持ちながら、末長く働くほうが幸せな人生になるのではないか、と考えました。

 

そうすると、50歳のいま考えるべきなのは、「いかに会社の中で働き続けるか」ではなく、「いかに70歳まで(できれば70歳を超えても)無理なく働き続けるか」、「副業・兼業も見据えつつ、自分の得意領域を活かした仕事の仕方をいかに確立するか」なのではないか。

ありがたいことに、ある程度の老後の資産はある。それを頼りに、生活費の半分くらいを稼げるようにしたい。

これまでの経験を活かした「人材育成コンサルタント」として、コストをかけず、個人事業主として仕事ができるようになりたい、と考えています。

 

ただ、一足飛びに「コンサルタント」のような立ち位置で仕事はもらえません。

現場実務を行う「プレイヤー」としてや、複数のプレイヤーをたばねて業務推進をする「ディレクター」としての仕事も受注していく必要があります。

こうした仕事の実績を積み上げながら、「人材育成コンサルタント」という理想の状態を目指していきたい、と考えています。

 

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思いつくままに書き進めてしまいましたが、今日はここまでにしたいと思います。

今後、健康のこと、お金のこと、仕事のこと、それぞれについてさらに深堀りしたり、実践したり、軌道修正したりしていきます。

これからも、どうぞよろしくお願いします。